
家づくりで間取りを考えるときは、LDKや寝室、水回り、収納など、どうしても建物の中に目が向きがちです。
しかし、新築住宅には建物の外にもさまざまな設備が設置されます。
そのひとつが、エコキュートや給湯器です。
「給湯器は家の裏側に置けばいいのでは?」
と思うかもしれませんが、実際にはどこでも自由に設置できるわけではありません。
採用する機器の種類や敷地条件などを確認しながら、浴室・キッチンなどの水回り、窓や出入口、駐車場、通路、外構などとの関係を考えていく必要があります。
今回は山梨平屋住宅を検討している方に向けて、エコキュートや給湯器の設置場所を考えるときのポイントをご紹介します。
山梨平屋住宅の給湯器は建物の外に必要な設備のひとつ
住宅の給湯設備には、エコキュートやガス給湯器などがあります。
例えばエコキュートは、ヒートポンプユニットと貯湯ユニットを組み合わせて使用する設備です。
一方、ガス給湯器などは機器の仕組みや必要な設置条件が異なります。
そのため、新築時には、
「どの給湯設備を採用するか」
と、
「敷地のどこに設置するか」
をセットで考える必要があります。
必要なスペースや周囲との離隔などは機種や設置条件によって異なるため、具体的な寸法については採用する製品の仕様を確認しながら計画します。
山梨平屋づくりではエコキュートの大きさもイメージしておこう
エコキュートの場合、屋外には主に「貯湯ユニット」と「ヒートポンプユニット」を設置します。
貯湯ユニットは、お湯をためておくタンクです。
ヒートポンプユニットは、空気の熱を利用してお湯をつくるための機器です。
この2つを屋外へ設置するため、ある程度のスペースが必要になります。
ただし、必要なスペースは選ぶ製品によって異なります。
薄型タイプなどが選択肢になる場合もあるため、
「この場所には置けない」
と最初から決めつけるのではなく、敷地条件と設備の両方から検討していきましょう。
平屋の間取りと給湯器は一緒に考える
給湯器は屋外にある設備ですが、室内の間取りと無関係ではありません。
給湯設備から浴室やキッチンなどへ配管してお湯を届けるため、室内の水回りとの関係も含めて設計します。
そのため、
「建物の外で目立たない場所に置けばいい」
という見た目だけで決めるのではなく、住宅全体の設備計画の中で設置場所を検討することが大切です。
山梨平屋住宅では浴室・キッチンとの関係を確認
お湯を使用する代表的な場所が、
・浴室
・洗面
・キッチン
です。
平屋の間取りを考える際には、こうした水回りと給湯設備との関係も設計上の検討事項になります。
給湯設備の位置だけでなく、水回りをどのように配置するかまで含めて考えることで、建物全体の設備計画をまとめやすくなります。
山梨平屋住宅の給湯器は点検・交換まで考えて配置する
給湯設備は、一度設置したら建物と同じ期間ずっと使い続けられるとは限りません。
将来的に点検や修理、交換などが必要になる可能性があります。
そのため設置場所を決めるときは、機器そのものが収まるかだけではなく、メンテナンス時の作業についても考えておきたいところです。
例えば、
・人が機器の近くまで移動できるか
・点検や作業に必要なスペースを確保できるか
・将来的に機器を搬出・搬入できるか
などを確認します。
「空いている隙間に入ったから大丈夫」ではなく、設置した後も設備を扱える場所かという視点を持っておきましょう。
平屋の新築では窓・出入口との関係もチェック
屋外設備の配置を考えるときは、建物の窓や出入口との位置関係も確認します。
給湯設備は種類によって、排気や運転時の音などの特徴があります。
そのため、採用する機器に応じて、
・窓
・玄関や勝手口
・寝室などの居室
・隣地側の建物
との関係も確認しながら設置場所を検討します。
必要な離隔距離や設置条件については製品や設備方式によって異なるため、メーカーの施工条件などに沿って計画することが大切です。
エコキュートはヒートポンプユニットの運転音にも配慮
エコキュートを採用する場合は、ヒートポンプユニットの運転音についても考えておきましょう。
エコキュートは主に電気料金の安い時間帯などにお湯をつくる設定で使用されることがあります。
そのため、夜間に運転する可能性も考慮して、
・自宅の寝室との位置関係
・隣家の居室との位置関係
・周囲への音の伝わり方
などを確認しながら配置を検討します。
運転音の感じ方や周囲への伝わり方は、機種だけでなく建物や敷地の状況などによっても変わります。
単純に「建物の裏なら大丈夫」と判断するのではなく、周辺環境まで含めて検討しましょう。
山梨平屋づくりでは駐車場と給湯器の位置も確認
山梨県で平屋の家づくりを考える場合、敷地内に複数台分の駐車スペースを計画するケースもあります。
そこで確認しておきたいのが、屋外設備と車の位置関係です。
例えば給湯設備の近くまで車を駐車する計画なら、
・車の乗り降りに影響しないか
・人が通れるスペースを確保できるか
・機器の点検ができるか
・車と設備が近くなりすぎないか
なども確認します。
間取りが完成してから駐車場を当てはめるのではなく、建物・設備・駐車場を同じ敷地図の中で考えることがポイントです。
給湯器の前が普段の通路にならないかも確認
屋外設備の設置場所として、建物と敷地境界の間などを利用することがあります。
その場所を家族が頻繁に通る予定なら、実際の通路幅も確認しておきましょう。
間取り図では通れそうに見えても、給湯設備やエアコンの室外機などを設置すると、使える幅が変わることがあります。
例えば、
・庭へ行く
・自転車を移動させる
・ゴミを運ぶ
・物置へ行く
など、日常的に使う通路であれば、屋外設備を設置した後の状態までイメージしておくことが大切です。
山梨平屋住宅ではエアコンの室外機なども一緒に考えよう
建物の外に設置する設備は、給湯器だけではありません。
例えば、
・エアコンの室外機
・給湯設備
・電気関係の設備
・屋外水栓
などがあります。
家づくりの打ち合わせでは設備をひとつずつ決めることもありますが、屋外ではそれらが同じ限られたスペースに配置されることがあります。
「ここにエコキュートを置く予定だったけれど、エアコンの室外機も必要だった」
とならないよう、屋外設備をまとめて確認してみましょう。
山梨平屋住宅の外観と給湯設備の見え方
外観にこだわりたい方は、道路や玄関まわりから屋外設備がどのように見えるかも確認しておくとよいでしょう。
例えば建物の正面から設備が見えにくい場所を検討するなど、外観とのバランスを考えることもできます。
ただし、「見えないこと」を最優先にする必要はありません。
給湯設備には、それぞれ必要な設置条件があります。
メンテナンス性や安全性、設備として適切な配置を優先したうえで、外観とのバランスを整えていくことが大切です。
山梨平屋づくりの具体例① 浴室に近い建物外周へ配置する
例えば浴室などの水回りに近い建物外周へ給湯設備を設置する計画があります。
この場合も、
・設置に必要なスペース
・点検スペース
・窓や出入口
・隣地との関係
・通路として使うか
などを確認して配置します。
水回りだけを見るのではなく、その外側の敷地まで確認するのがポイントです。
山梨平屋づくりの具体例② 建物と駐車場の間に配置する
敷地条件によっては、建物と駐車スペースの間に屋外設備を配置することも考えられます。
この場合は、車を実際に駐車した状態をイメージすることが大切です。
機器自体は設置できても、点検時に人が入りにくかったり、乗り降りの際に邪魔になったりする可能性がないか確認します。
駐車場は「車が収まるか」だけでなく、人の乗り降りや設備のメンテナンスまで含めて計画しましょう。
山梨平屋づくりの具体例③ 道路側から見えにくい場所へまとめる
外観をすっきり見せたい場合は、設置条件を満たしたうえで、給湯設備や室外機などを道路側から見えにくい場所へまとめる方法も考えられます。
ただし、設備を一か所に集めれば必ずよいわけではありません。
採用する設備ごとの設置条件やメンテナンススペースを確保できることが前提です。
外観だけではなく、使いやすさや点検のしやすさとのバランスを取りながら決めていきます。
平屋の新築で確認したい屋外設備7つのポイント
エコキュートや給湯器の位置を考えるときは、次の7つを確認してみましょう。
1.どの給湯設備を採用する?
エコキュートやガス給湯器など、設備によって必要な設置条件が異なります。
2.設置に必要なスペースは確保できる?
機器本体だけでなく、メーカーが指定する設置条件も確認します。
3.点検や交換ができる?
将来のメンテナンスや搬出入も想定します。
4.窓や出入口との関係は?
採用する設備に応じて、建物の開口部との位置関係を確認します。
5.寝室や隣家との位置関係は?
運転音や排気など、設備ごとの特徴を踏まえて検討します。
6.駐車場や通路を邪魔しない?
車だけでなく、人が移動するスペースも確認しましょう。
7.ほかの屋外設備はどこに置く?
エアコンの室外機なども含め、建物の外側をまとめて計画します。
平屋の家づくりは「建物の中」だけでは完成しない
平屋の間取りを考えていると、LDKや寝室の広さ、収納、家事動線などに意識が向きます。
もちろん、どれも大切です。
しかし実際の暮らしでは、建物の外側にも、
・駐車場
・庭
・アプローチ
・給湯設備
・エアコンの室外機
・屋外水栓
・物置
など、さまざまなものが配置されます。
そのため山梨平屋づくりでは、建物だけを単体で考えるのではなく、土地の中に建物と暮らし全体を配置するという視点を持つことが大切です。
土地が決まっている場合は、敷地図に建物だけではなく、駐車場や屋外設備まで書き込んで確認してみると、完成後のイメージがしやすくなります。
まとめ|山梨平屋住宅は給湯器まで含めて敷地全体で考えよう
エコキュートや給湯器は、間取りを考え始めたばかりの段階では目立ちにくい設備です。
しかし実際の住まいには必要な設備だからこそ、新築時から設置場所を考えておくことが大切です。
検討するときは、
・採用する給湯設備
・浴室やキッチンなどの水回り
・設置や点検に必要なスペース
・窓や出入口
・寝室や隣家
・駐車場や通路
・外観からの見え方
・ほかの屋外設備
などをまとめて確認しましょう。
特に山梨平屋住宅では、建物と駐車スペース、庭などをワンフロアの暮らしと合わせて計画することになります。
「間取りは気に入っているけれど、外側には何が置かれるんだろう?」
そんな視点を持って図面を見てみると、これまで気づかなかった部分が見えてくるかもしれません。
山梨平屋づくりでは、室内の間取りだけでなく、敷地全体をひとつの住まいとして考えることが、暮らしやすい家づくりにつながります。
【山梨平屋専門店 匠平家】
間取りを考えるときは、どうしても建物の中に目が向きます。
しかし、実際の住まいにはエコキュートや給湯器、エアコンの室外機など、建物の外にもさまざまな設備が必要です。
「この土地なら、建物をどこに配置する?」
「駐車場を確保したら、屋外設備はどこに置ける?」
「間取りだけでなく、庭や外まわりまで一緒に考えたい」
そんな段階からでも、お気軽にご相談ください。
山梨平屋専門店では、建物だけを見るのではなく、土地の形状や駐車計画、暮らし方なども確認しながら、ご家族に合った平屋の間取りをご提案しています。
山梨県初の平屋専門店として、低価格と高品質の両立を大切にしながら自由設計にも対応。施工実績は県内トップクラスで、一級建築士・一級施工管理技士・宅建士・FP・インテリアコーディネーターなどの専門スタッフが在籍しています。
甲府市・甲斐市・笛吹市・南アルプス市・韮崎市・昭和町・山梨市・中央市をはじめ、山梨県内全域に対応しています。
土地をすでにお持ちの方は、敷地の資料を見ながらご相談いただくこともできます。
これから土地を探す方も、「どのくらいの土地なら希望する平屋が建てられそう?」というところから、一緒に山梨平屋づくりを考えてみませんか?
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