
家づくりの間取りを考えるとき、意外と迷いやすいのが「洗面と脱衣室を一緒にするか、分けるか」という問題です。
これまでは洗面台・洗濯機・脱衣スペースをひとつの部屋にまとめる間取りも一般的でしたが、最近では洗面スペースを独立させ、脱衣室と分ける間取りも見られます。
「分けた方が使いやすそう」
「でも、その分広さが必要なのでは?」
「コンパクトな平屋なら一緒の方がいい?」
このように迷っている方もいるのではないでしょうか。
どちらが適しているかは、家族構成や生活時間、洗濯の仕方、住まい全体の広さなどによって変わります。
今回は山梨平屋住宅を検討している方に向けて、洗面と脱衣室を「分ける間取り」と「一緒にする間取り」の特徴と、自分たちに合った水回りを考えるポイントをご紹介します。
山梨平屋住宅の洗面と脱衣室|そもそも役割はどう違う?
まず整理しておきたいのが、洗面スペースと脱衣室の役割です。
洗面スペースは、
・手洗い
・洗顔
・歯磨き
・身支度
など、家族が一日の中で何度も利用する場所です。
一方、脱衣室は入浴前後の着替えをする場所で、間取りによっては洗濯機や室内物干しなどを設置し、洗濯スペースを兼ねることもあります。
この2つをひとつの空間にまとめるのが「洗面脱衣室」、それぞれを独立させるのが「洗面・脱衣分離」の間取りです。
役割を分けて考えてみると、自分たちに必要な間取りもイメージしやすくなります。
山梨平屋づくり① 洗面と脱衣室を一緒にする間取り
洗面台、洗濯機、脱衣スペースなどをひとつの部屋にまとめる方法です。
空間を細かく仕切らないため、水回りを比較的コンパクトにまとめやすいのが特徴です。
■ 洗面と脱衣室を一緒にするメリット
大きなメリットは、限られた床面積を有効に使いやすいことです。
洗面と脱衣をそれぞれ独立した部屋にすると、その分、壁や出入口なども必要になります。
一室にまとめれば、そのスペースをLDKや収納、個室などに配分することもできます。
また、
「脱いだ服を洗濯機へ入れる」
「洗濯機から取り出す」
「室内に干す」
といった洗濯に関する作業を同じ空間で行えるよう計画することもできます。
20坪前後などのコンパクトな平屋では、限られた面積をどこに使うかという視点も大切です。
■ 一緒にする場合に確認したいこと
一方で、家族がお風呂に入っているときに、ほかの人が洗面台を使いにくいと感じる場合があります。
特に、
・家族の入浴時間と身支度の時間が重なる
・家族の人数が多い
・来客にも洗面台を使ってもらうことがある
といった家庭では、実際の使い方をイメージしてみましょう。
必ず分けなければならないわけではありません。
一緒にする場合でも、カーテンや間仕切りなどを取り入れたり、洗面台の配置を工夫したりする方法があります。
山梨平屋づくり② 洗面と脱衣室を分ける間取り
もうひとつが、洗面スペースと脱衣室を別々に設ける方法です。
洗面台を独立させ、その先に脱衣室と浴室を配置するなど、用途ごとに空間を分けます。
■ 洗面と脱衣室を分けるメリット
洗面と脱衣を分ける大きなメリットは、それぞれを同じ時間に使いやすくなることです。
例えば家族がお風呂に入っているときでも、別の家族が洗面台で歯磨きや身支度をすることができます。
朝の身支度と入浴、夜の入浴と歯磨きなど、家族それぞれの生活時間が重なりやすい家庭では使いやすさにつながります。
また、来客が洗面台を使う場合にも、脱衣スペースや洗濯物などが見えにくい間取りにしやすくなります。
■ 分ける場合に確認したいこと
洗面と脱衣を分ける場合は、それぞれに必要なスペースを確保しなければなりません。
「分けたい」という希望だけで間取りを決めるのではなく、
・洗面台はどのくらいの大きさにするか
・脱衣室に洗濯機を置くか
・室内干しもするか
・衣類やタオルを収納するか
など、そこで何をするのかまで考えてみましょう。
必要なスペースは、採用する設備や収納量、使い方などによっても変わります。
平屋の間取りでは「洗濯をどこでするか」も一緒に考えよう
洗面と脱衣を考えるときに、切り離せないのが洗濯です。
例えば脱衣室に、
・洗濯機
・室内物干し
・作業カウンター
・タオルや下着の収納
などをまとめれば、脱衣室をランドリースペースとして兼用することもできます。
反対に、洗面と脱衣だけをコンパクトにまとめ、室内干しは別の場所で行う方法もあります。
大切なのは、「洗面と脱衣を分けるか」という一部分だけで判断しないことです。
「脱ぐ→洗う→干す→しまう」という一連の流れまで考えると、自分たちに必要な水回りの形が見えてきます。
山梨平屋住宅の具体例① コンパクトにまとめる「洗面脱衣室」
例えば、夫婦2人暮らしやコンパクトな平屋で、水回りに必要以上の面積を使いたくない場合。
洗面・脱衣・洗濯をひとつの空間にまとめる方法があります。
空間を分けない分、LDKや収納など、ほかの場所に面積を使いやすくなります。
家族それぞれの生活時間が大きく重ならない場合や、来客が洗面台を使う機会が少ない家庭などでは、シンプルな洗面脱衣室でも十分使いやすい場合があります。
山梨平屋住宅の具体例② 洗面だけを独立させる
家族が複数人いる場合は、洗面スペースだけを独立させる方法もあります。
洗面台を脱衣室の外へ出しておけば、誰かが入浴している時間でも洗面を使いやすくなります。
また、洗面スペースを家族だけではなく来客も使いやすい場所に配置する考え方もあります。
この場合は、洗面台が普段から目に入りやすくなることもあるため、収納方法やデザインまで含めて計画すると、住まい全体になじませやすくなります。
山梨平屋住宅の具体例③ 脱衣室をランドリースペースとして使う
洗面と脱衣を分け、脱衣室側に洗濯機や室内物干しを設ける方法もあります。
入浴時の脱衣と洗濯を同じ空間にまとめながら、洗面は独立して使用できます。
さらに収納スペースを設ければ、
「洗う→干す→しまう」
までを近い範囲で行える間取りも検討できます。
ただし、必要な広さは洗濯物の量や物干し設備、収納量などによって変わります。
「ランドリースペースが欲しいから○帖」と先に広さを決めるのではなく、何人分の洗濯物をどのように干すのかまで整理しておきましょう。
山梨平屋づくりでは来客時の使い方も考えてみよう
意外と見落としやすいのが、来客時の洗面です。
例えば友人や親族が遊びに来たとき、手を洗ってもらう場所として洗面台を案内することがあります。
そのとき、
「脱衣室に洗濯物が置いてある」
「入浴中の家族がいる」
といった状況も考えられます。
来客が多い家庭なら、洗面を独立させるメリットを感じやすいかもしれません。
反対に、来客がほとんどなく家族だけで使うことが多いなら、そのためだけに空間を分ける必要性は低くなる場合もあります。
SNSで人気の間取りだから採用するのではなく、自分たちが実際にどう使うのかから考えることが大切です。
平屋の新築で確認したい5つのポイント
洗面と脱衣室を一緒にするか、分けるか迷ったら、次の5つを確認してみましょう。
1. 家族は何人で暮らす?
家族が多くなるほど、洗面・入浴・洗濯などが同じ時間帯に重なる可能性があります。
現在の人数だけでなく、これからの家族構成も含めて考えてみましょう。
2. 洗面と入浴を同時に使うことは多い?
朝にシャワーを浴びる人と洗面台を使う人が重なる、夜に入浴する人と歯磨きをする人が重なるなど、普段の生活時間を振り返ってみます。
3. 室内干しはする?
室内干しをする場合は、どこに何人分を干すのかまで考えます。
脱衣室をランドリースペースとして使うなら、洗面とは別にした方が使いやすいケースもあります。
4. 洗面台を来客も使う?
来客が多い家庭なら、脱衣スペースを通らずに洗面台を使える間取りも選択肢になります。
5. 住まい全体で何を優先する?
洗面と脱衣を分ければ、その分だけスペースが必要になります。
限られた床面積の中では、
「洗面を独立させたい」
「その分LDKを広くしたい」
「収納を充実させたい」
など、希望同士の優先順位を考えることも大切です。
洗面と脱衣室は「分ける方がいい」とは限らない
最近の施工事例やSNSを見ていると、洗面と脱衣室を分けた間取りを目にする機会も増えています。
そのため、「新築なら分けた方がいいのかな?」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、分ければ必ず暮らしやすくなるわけではありません。
夫婦2人暮らしで生活時間が大きく重ならない家庭なら、ひとつにまとめた方が限られた面積を有効に使える場合もあります。
反対に家族が多く、洗面と入浴が重なりやすい家庭なら、分けるメリットを感じやすくなるでしょう。
大切なのは流行ではなく、
「自分たちの家族なら、いつ、誰が、どう使うのか」
という視点です。
まとめ|山梨平屋住宅の洗面・脱衣室は暮らし方から決めよう
洗面と脱衣室には、「一緒にする」「分ける」それぞれに特徴があります。
一緒にすれば、水回りをコンパクトにまとめやすくなります。
分ければ、入浴中でも洗面台を使いやすくなり、来客時にも脱衣スペースを見せずに済む間取りをつくりやすくなります。
どちらが適しているかを考えるときは、
・家族構成
・生活時間
・来客の頻度
・洗濯の仕方
・室内干しの有無
・収納したいもの
・建物全体の広さ
などを整理してみましょう。
特にコンパクトな山梨平屋住宅では、洗面や脱衣室だけを見るのではなく、LDK・収納・個室なども含めた「家全体の面積配分」が大切です。
「洗面と脱衣室を分けたいけれど、自分たちの希望する坪数でもできる?」
そんな疑問が出てきたら、希望する部屋や暮らし方を一度書き出し、間取り全体で考えてみてください。
自分たちの生活に合わせて水回りを計画することが、毎日使いやすい山梨平屋づくりにつながります。
【山梨平屋専門店 匠平家】
洗面と脱衣室を分けるか、一緒にするか。
図面だけを見ていると迷いやすい部分ですが、「家族がいつ、どのように使うのか」を整理していくと、自分たちに合った形が少しずつ見えてきます。
山梨平屋専門店では、部屋数や広さだけでなく、洗面・脱衣・洗濯・収納など毎日の暮らし方まで考えながら、平屋の間取りをご提案しています。
「洗面と脱衣を分けたいけれど、希望する坪数に収まる?」
「室内干しもできる水回りにしたい」
「自分たちには一体型と分離型のどちらが合っている?」
といった段階からでも、お気軽にご相談ください。
山梨県初の平屋専門店として、低価格と高品質の両立を大切にしながら自由設計にも対応。施工実績は県内トップクラスで、一級建築士・一級施工管理技士・宅建士・FP・インテリアコーディネーターなどの専門スタッフが在籍しています。
甲府市・甲斐市・笛吹市・南アルプス市・韮崎市・昭和町・山梨市・中央市をはじめ、山梨県内全域に対応しています。
「まだ具体的な間取りまでは決まっていない」という方も大丈夫です。家族構成や希望する暮らし方から、一緒に山梨平屋づくりを考えてみませんか?
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