
家づくりでは、床材やクロス、キッチンなどに目が向きやすい一方で、室内の印象を意外と大きく左右するのが「室内ドア」です。
室内ドアは各部屋の出入口に設けるため、LDKや廊下などさまざまな場所から目に入ります。そのため、同じ間取りでもドアの色や木目によって空間全体の雰囲気が変わります。
「床と同じ木目にしたほうがいい?」
「白いドアだとどんな印象になる?」
「濃い色を使うと重たく見えない?」
今回は、山梨平屋住宅の施工事例を参考にしながら、室内ドアの色による印象の違いや、床・壁とのコーディネートについてご紹介します。
山梨平屋住宅では室内ドアもインテリアの一部
室内ドアというと、「部屋を仕切るためのもの」というイメージがあるかもしれません。
もちろん建具としての役割がありますが、面積が比較的大きいため、インテリアを構成する要素のひとつでもあります。
特に平屋は、LDKを中心として各空間につながる間取りも多く、LDKから複数の室内ドアが見えるケースがあります。
そこで意識したいのが、ドア単体で色を選ぶのではなく、床・壁・家具などを含めた空間全体で考えることです。
例えば木目の床に木目のドアを合わせれば自然な統一感を出しやすく、白い壁に白系のドアを合わせれば建具の存在感を抑えることができます。
室内ドアをアクセントにするのか、空間になじませるのかを考えておくと、色選びもしやすくなります。
山梨平屋住宅の施工事例① 白系ドアですっきり見せる

白やアイボリーなど明るい色の室内ドアは、白系のクロスと組み合わせることで、壁となじみやすくなります。
ドアそのものを強調しすぎないため、床材や家具、キッチンなど、ほかのインテリアを引き立てたい場合にも取り入れやすい組み合わせです。
特にコンパクトな山梨平屋住宅では、空間に使う色を整理することも、すっきりとした印象につながります。
白系のドアだから必ず広く見えるというわけではありませんが、壁との色の差を小さくすることで、視覚的なまとまりをつくりやすくなります。
山梨平屋住宅の施工事例② 木目ドアで温かみのある空間に

ナチュラルなインテリアが好きな方に取り入れやすいのが、木目の室内ドアです。
木目の床材と組み合わせれば、自然素材を思わせる温かみのある雰囲気をつくりやすくなります。
ただし、「木目なら何でも合う」というわけではありません。
床とドアで木の色味が大きく異なると、それぞれが目立つ場合もあります。
同じような明るさや色味でそろえる方法のほか、あえて床とドアに濃淡をつけてメリハリを出す方法もあるため、目指すインテリアに合わせて選ぶことがポイントです。
山梨平屋住宅の施工事例③ 濃色ドアをアクセントにする

ブラックやダークグレー、濃い木目などの室内ドアは、空間のアクセントとして使うことができます。
白を基調とした壁の中に濃色のドアを取り入れると、輪郭がはっきりし、引き締まった印象に。
モダン、ホテルライク、シックなど、落ち着いたインテリアを目指したい場合にも取り入れやすい選択肢です。
一方で、濃い色を多く使うと存在感が強くなります。
室内ドアだけを見て決めるのではなく、床やキッチン、家具、照明などとのバランスを見ながら配置すると、まとまりのある空間に仕上げやすくなります。
山梨平屋づくりでは床とドアの色をどう合わせる?
室内ドアを選ぶときに迷いやすいのが、床との組み合わせです。
必ずしも床とドアを同じ色にそろえる必要はありません。
例えば、
・明るい木目床 × 明るい木目ドア
・明るい木目床 × 白系ドア
・明るい木目床 × 濃色ドア
・濃い木目床 × 白系ドア
など、さまざまな組み合わせが考えられます。
ポイントは、室内で使う色を増やしすぎないことです。
床、壁、室内ドア、キッチン、家具などを一つずつ選んでいくと、それぞれは好みでも、最終的に並べたときにまとまりにくくなる場合があります。
「ベースになる色」「木目」「アクセントになる色」というように、家全体で色の方向性を考えておくと選びやすくなります。
山梨平屋住宅ではドア枠や巾木の色にも注目
室内ドアを選ぶときは、ドア本体だけでなく、周囲の細かな部分にも注目してみましょう。
例えば、
・ドア枠
・巾木
・窓枠
・収納扉
などです。
白い壁に白いドアを合わせても、ドア枠だけ濃い木目にすれば輪郭が強調されます。
反対に、ドア・枠・巾木を壁に近い色でまとめると、よりすっきりとした印象をつくりやすくなります。
こうした細かな部分は、一つひとつを見ると小さく感じますが、家全体では何か所も繰り返し登場します。
平屋新築の内装を考える際は、建具本体だけでなく、空間全体で色がどのようにつながって見えるかまで確認しておくのがおすすめです。
山梨平屋づくりで内装を決める3つのポイント
■ 山梨平屋づくりのポイント① 好きなテイストを最初に決める
ナチュラル、モダン、シンプル、ホテルライクなど、まずは目指したいインテリアの方向性を決めてみましょう。
好みの施工事例写真をいくつか集めておくと、共通する色や素材が見つかることもあります。
■ 山梨平屋づくりのポイント② サンプルは組み合わせて見る
床材だけ、室内ドアだけを別々に見るのではなく、できるだけ一緒に確認するのがおすすめです。
同じ「ベージュ」「ブラウン」「グレー」でも、商品によって色味や質感は異なります。
可能であれば床・クロス・建具などのサンプルを並べ、組み合わせた状態で確認してみましょう。
■ 山梨平屋づくりのポイント③ 家全体の統一感も考える
部屋ごとに好きな色を選ぶ方法もありますが、LDKや廊下などから複数のドアが見える場合には、家全体のつながりも考えておきたいところです。
すべてを同じ色にする必要はありません。
基本となる建具色を決め、一部だけアクセントカラーにするなど、「そろえる場所」と「変える場所」を決めると、個性と統一感を両立しやすくなります。
山梨平屋住宅の室内ドア選び|まとめ
室内ドアは、毎日何度も使う建具であると同時に、インテリアの印象をつくる大切な要素です。
白系で壁になじませる、木目で温かみを加える、濃色をアクセントとして使うなど、選ぶ色によって空間の雰囲気は変わります。
山梨平屋づくりで内装を考える際は、
・床との組み合わせ
・壁との組み合わせ
・ドア枠や巾木との関係
・家具やキッチンとのバランス
・家全体のインテリアテイスト
まで含めて考えてみましょう。
間取りを決める時間も家づくりの楽しみのひとつですが、床や壁、室内ドアなどの組み合わせを考えながら、自分たちらしい住まいをつくっていくことも平屋家づくりの楽しさのひとつです。
【山梨平屋専門店 匠平家】
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