
新築の間取りを考え始めると、
「LDKはできるだけ広くしたい」
「収納も多い方がいい」
「洗面や脱衣室にも余裕がほしい」
「寝室もあと少し広げたい」
と、さまざまな希望が出てきます。
せっかく家を建てるなら、ゆとりのある住まいにしたいと思うのは自然なことです。
ただ、それぞれの希望を少しずつ足していくと、いつの間にか建物全体が大きくなっていることがあります。
だからといって、「小さな家にした方がいい」というわけでもありません。
大切なのは、必要な場所にはきちんと面積を使い、何となく広げるのではなく、自分たちにとって必要な広さを考えることです。
今回は山梨平屋住宅を検討している方に向けて、単純な「何坪がおすすめ?」ではなく、床面積をどのように考えればよいのかをご紹介します。
山梨平屋住宅は広いほど暮らしやすい?
家が広ければ、その分ゆとりを持たせやすくなります。
大きなLDKをつくったり、収納を増やしたり、趣味の部屋を設けたりと、間取りの選択肢も広がります。
一方で、暮らしやすさは床面積だけで決まるわけではありません。
例えば同じ広さのLDKでも、
・家具をどのように置くか
・人がどこを通るか
・窓やドアをどこに設けるか
・キッチンとダイニングをどうつなげるか
によって使い方は変わります。
反対に、コンパクトな空間でも、家具や収納、動線まで考えて設計することで使いやすく感じられる場合があります。
そのため、「○帖以上あれば安心」と数字だけで決めるのではなく、その面積で何をしたいのかから考えることがポイントです。
山梨平屋づくりでは「あと少し広く」を一度立ち止まって考える
間取りの打ち合わせでは、
「あと1帖だけ広くしたい」
「収納をもう少し増やしたい」
という希望が出てくることがあります。
一つひとつは小さな変更に見えても、
・LDKを広げる
・玄関を広げる
・収納を増やす
・脱衣室を広げる
・寝室を広げる
と積み重なれば、建物全体の床面積にも影響します。
そこでおすすめしたいのが、
「広くしたい」→「なぜ広くしたい?」
と一度考えてみることです。
■ 平屋の間取りは「広さの目的」を考える
例えば、
「LDKをもう少し広くしたい」
という希望があったとします。
その理由が、
「大きなダイニングテーブルを置きたい」
なら、必要なのは単純な帖数ではなく、テーブルの大きさと椅子を引いたときのスペースかもしれません。
「子どもがLDKで遊べる場所がほしい」
なら、家具配置を工夫することで必要なスペースを確保できる場合もあります。
「開放的なLDKにしたい」
なら、床面積だけでなく窓や天井、隣接する空間とのつながりなども関係します。
広くしたい理由が分かれば、床面積を増やす以外の方法が見つかることもあります。
山梨平屋住宅① LDKは帖数より「何を置くか」から考える
平屋の間取りでも、LDKの広さは気になるポイントのひとつです。
しかし、「○帖のLDK」という数字だけでは、実際の使いやすさまでは分かりません。
まず考えたいのは、
・どのくらいのソファを置くか
・ダイニングテーブルは何人掛けか
・テレビはどのように見るか
・子どもが遊ぶ場所は必要か
・スタディスペースをつくるか
などです。
必要な家具や暮らし方が分かると、それに必要なスペースも考えやすくなります。
■ 「LDK○帖」に含まれるものも確認しよう
LDKの帖数を見るときは、その中にどのようなスペースが含まれているのかも確認してみましょう。
同じ帖数でも、キッチンの形や通路、家具配置などによって、リビングやダイニングとして使える範囲の感じ方は変わります。
数字だけを比較するのではなく、間取り図に家具を書き込んだ状態で確認すると、完成後のイメージがしやすくなります。
山梨平屋住宅② 収納は「大きさ」より使い方から考える
収納も、広ければ広いほど使いやすいとは限りません。
例えば大きな収納を一か所につくっても、日用品を使うたびに家の中を移動するようでは、生活スタイルによっては使いにくく感じることがあります。
収納を考えるときは、
・何を収納するのか
・どこで使うのか
・どのくらい持っているのか
・誰が出し入れするのか
を整理してみましょう。
場合によっては、大きな収納を一つ設けるより、必要な場所に適切な収納を分けて設けた方が暮らしに合うこともあります。
「収納は○帖ほしい」から始めるのではなく、収納したい物から必要な広さを考えるのがポイントです。
山梨平屋住宅③ 洗面・脱衣室は「そこで何をするか」を考える
水回りも、希望を積み重ねると面積が大きくなりやすい場所です。
例えば脱衣室で、
・脱衣する
・洗濯する
・室内干しする
・洗濯物をたたむ
・衣類を収納する
ところまで行いたいのであれば、それに合わせたスペースを考える必要があります。
一方、洗濯物は別の場所に干す、衣類収納はファミリークローゼットを使う、といった暮らし方なら必要な面積は変わります。
「広いランドリールームが人気だから」という理由だけではなく、自分たちはそこで何をするのかを考えてみましょう。
山梨平屋住宅④ 寝室は過ごし方から広さを考える
寝室についても、
「主寝室だから広くしたい」
と考える前に、どのように使うのかを整理します。
例えば、
・ベッドだけを置く
・テレビも置く
・ドレッサーを置く
・デスクを置く
・寝室内に収納を設ける
などによって必要なスペースは変わります。
寝ることが中心の部屋なら、LDKなど家族が長く過ごす場所へ面積を配分する考え方もあります。
反対に、寝室でゆっくり過ごしたい方なら、ゆとりを持たせることにも意味があります。
どちらが正解ということではなく、家族がどこで長く過ごすのかを考えることが大切です。
平屋の新築では通路の面積も暮らしやすさに関係する
床面積を考えるときに見落としやすいのが、移動するためのスペースです。
部屋を広く取ることだけを優先すると、家具を置いたあとに通りにくくなったり、ドアや収納を開けにくくなったりする場合があります。
反対に、通路を必要以上に広く取れば、その分だけほかの空間に使える面積は少なくなります。
大切なのは、単純に通路を減らすことではありません。
・家族がよく通る場所
・家具の間を通る場所
・収納を開けながら使う場所
・家事をしながら移動する場所
などを確認し、暮らしに必要なスペースを確保します。
山梨平屋づくりでは「面積の優先順位」をつけてみよう
すべての空間を広くできれば理想的に感じるかもしれません。
しかし、土地や予算などの条件がある中では、どこに面積を使うかを考えることも家づくりの大切な部分です。
そこで、家族で次のように整理してみる方法があります。
1.ゆとりを持たせたい場所
例:家族が長く過ごすLDK、趣味スペースなど。
2.必要な広さを確保したい場所
例:家具を置く寝室、家事をする脱衣室など。
3.コンパクトでも問題ない場所
例:寝ることが中心の個室など、家庭によって優先度が低い場所。
この分類は、家族によってまったく違って構いません。
「LDKは広くなくてもいいから趣味部屋がほしい」という家庭もあれば、「個室はコンパクトにしてLDKを広くしたい」という家庭もあります。
一般的な正解ではなく、自分たちがどこに面積を使いたいかを整理することが重要です。
山梨平屋住宅の具体例|「LDKを2帖広くしたい」とき
例えば、打ち合わせ中に、
「やっぱりLDKをあと2帖広くしたい」
と思ったとします。
そのまま建物を広げる前に、まず理由を考えてみましょう。
理由① 大きなソファを置きたい
この場合は、希望するソファのサイズを間取り図に入れて確認します。
現在のLDKでもソファと通路を確保できるなら、床面積を増やさなくても希望をかなえられる可能性があります。
反対に、家具を置くと十分なスペースが取れないのであれば、LDKを広げる意味があります。
理由② 開放感がほしい
開放感が目的なら、床面積だけが方法ではありません。
間取りや建物の条件によっては、
・窓の取り方を工夫する
・隣接する空間とのつながりを考える
・天井の見せ方を工夫する
・家具を置きすぎない
などによって印象が変わることもあります。
理由③ 子どもが遊ぶスペースがほしい
この場合は、子どもがどのくらいの期間、どのようにLDKで遊ぶのかも考えてみます。
家具配置や収納方法を工夫して遊べるスペースを確保する方法もあれば、将来的な使い方まで考えて床面積にゆとりを持たせる方法もあります。
「2帖増やすかどうか」から考えるのではなく、何を実現するための2帖なのかから考えることがポイントです。
山梨平屋住宅の具体例|収納をもう少し増やしたいとき
「収納は多い方が安心だから」と、間取りの打ち合わせで少しずつ収納を増やしていくこともあります。
そんなときは、一度収納する物を書き出してみましょう。
例えば、
・衣類
・布団
・掃除用品
・日用品のストック
・季節用品
・子どもの物
・趣味用品
などです。
そのうえで「どこで使うか」を考えます。
必要な物と量が分かれば、必要な収納の場所や広さも具体的になります。
床面積を増やして大きな収納をつくるだけではなく、棚のつくり方や収納内部の使い方を工夫する方法もあります。
平屋の家づくりでは建物を大きくする前に予算とのバランスも確認
一般的に、同じ仕様や条件で比較すれば、床面積が増えることで建築費に影響する部分も増えます。
ただし、実際の価格は建物の形状や仕様、設備、施工条件などによって変わるため、「1坪増えると必ず○万円」と一律には判断できません。
間取りを広げたい場合は、
「どのくらい費用が変わるのか」
を住宅会社へ確認したうえで、その面積に予算を使う価値が自分たちにあるかを考えてみましょう。
例えば、
「LDKを広げることを優先して、別の部分を調整する」
という考え方もあれば、
「今の広さで十分なので、設備や内装に予算を使う」
という選択もあります。
床面積も設備もデザインも、すべてを同じ優先度で考えるのではなく、家全体の予算の中でバランスを見ることが大切です。
山梨平屋づくり|床面積を決める前に考えたい5つの質問
間取りを見ながら「もう少し広くしたい」と思ったときは、次の5つを考えてみましょう。
1.なぜ広くしたい?
置きたい家具や、そこでやりたいことを具体的にします。
2.家具を置いた状態を確認した?
帖数だけではなく、家具と通路を間取り図に入れてみます。
3.収納する物は決まっている?
「多い方が安心」ではなく、持ち物から必要な収納量を考えます。
4.その場所でどのくらい過ごす?
家族が長く使う場所なのか、短時間だけ使う場所なのかを考えます。
5.ほかに優先したいものはない?
設備や内装、外構など、家全体の希望と予算を見ながら判断します。
「コンパクト=正解」「広い=正解」ではない
平屋について調べていると、「コンパクトな平屋」という言葉を目にすることも多いと思います。
確かに、必要な空間を効率よくまとめた平屋にはさまざまな魅力があります。
一方で、家族構成や暮らし方によっては、ゆとりのある床面積が必要な家庭もあります。
大切なのは、家を小さくすることでも、大きくすることでもありません。
自分たちに必要な場所へ、必要な面積を使うこと。
その結果としてコンパクトな平屋になる場合もあれば、ゆとりのある平屋になる場合もあります。
坪数そのものを目標にするのではなく、暮らしから必要な広さを考えていきましょう。
まとめ|山梨平屋住宅は「何坪?」より「何に使う?」から考えよう
平屋の広さを考えるとき、
「3人家族なら何坪?」
「LDKは何帖必要?」
と数字から調べたくなるかもしれません。
目安を知ることは参考になりますが、それだけで自分たちに合った広さが決まるわけではありません。
床面積を考えるときは、
・どんな家具を置くのか
・何を収納するのか
・その部屋で何をするのか
・家族がどこで長く過ごすのか
・どこに予算を使いたいのか
を一つずつ整理してみましょう。
「広い方が安心だから」と面積を足すのではなく、必要な理由がある場所にはきちんと広さを確保する。
この考え方が、自分たちらしい山梨平屋づくりにつながります。
「何坪の家にするか」を決める前に、まずは「その家でどんな暮らしをしたいか」から考えてみてはいかがでしょうか。
【山梨平屋専門店 匠平家】
「自分たちには何坪くらい必要?」
「LDKはどのくらいの広さがちょうどいい?」
「希望を入れていったら、思っていたより家が大きくなってしまった」
そんなときは、坪数だけで考えず、まずは新しい家でどんな暮らしをしたいのか整理してみましょう。
山梨平屋専門店では、ご家族の人数だけでなく、現在の暮らし方や持ち物、置きたい家具、家事の仕方、ご予算などを確認しながら、必要な広さと間取りを一緒に考えていきます。
山梨県初の平屋専門店として、低価格と高品質の両立を大切にしながら自由設計にも対応。施工実績は県内トップクラスで、一級建築士・一級施工管理技士・宅建士・FP・インテリアコーディネーターなどの専門スタッフが在籍しています。
甲府市・甲斐市・笛吹市・南アルプス市・韮崎市・昭和町・山梨市・中央市をはじめ、山梨県内全域に対応しています。
「まだ何坪にするかも決まっていない」という段階でも大丈夫です。
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