
住宅会社との打ち合わせが進み、初めて間取り図を受け取ったとき。
「LDKは18帖あるから広そう」
「収納もたくさんある」
「希望していた部屋数も入っている」
と、まずは部屋の広さや数に目が向く方も多いのではないでしょうか。
もちろん、必要な部屋や広さを確認することは大切です。
ただ、実際の暮らしやすさを考えるなら、間取り図を見るときにもう一歩踏み込んで確認しておきたいことがあります。
家具を置いたらどうなるのか。
ドアを開けたときに何かとぶつからないか。
朝の支度では家族がどのように動くのか。
窓の外には何が見えるのか。
図面上で「部屋」として見るだけでなく、その家で実際に生活している場面を想像してみることがポイントです。
今回は山梨平屋づくりを検討している方に向けて、住宅会社から間取り図を受け取ったときに確認したい7つのポイントをご紹介します。
山梨平屋住宅の間取り図は「暮らしているつもり」で見る
間取り図には、部屋の配置や広さ、収納、窓、ドアなど、さまざまな情報が詰まっています。
しかし、家づくりを始めたばかりの段階では、
「この間取りが良いのか、よく分からない」
と感じても不思議ではありません。
そんなときにおすすめなのが、図面の中で実際に生活しているつもりになって見ることです。
例えば朝起きてから、
「寝室を出る」
↓
「トイレへ行く」
↓
「洗面で身支度をする」
↓
「LDKへ行く」
と、指で間取り図をたどってみます。
帰宅したときなら、
「玄関に入る」
↓
「靴や荷物を片付ける」
↓
「手を洗う」
↓
「LDKへ移動する」
と追ってみましょう。
こうして生活の流れを図面上で再現すると、部屋の広さだけを見ていたときとは違った部分に気づきやすくなります。
山梨平屋の間取り図① 家具を置いた状態で考える
間取り図を見るときに最初に確認したいのが、家具を置いた状態です。
例えばLDKなら、
・ソファ
・ダイニングテーブル
・テレビボード
・収納家具
などを置くことがあります。
図面上では広く見えるLDKでも、家具を配置すると実際に人が移動できるスペースは変わります。
寝室ならベッド、子ども部屋ならベッドや机など、実際に置く予定の家具まで入れた状態で考えることが大切です。
■ 平屋の新築では家具のサイズも確認しよう
現在使っている家具を新居でも使う予定なら、実際の寸法を測っておくと間取りを確認しやすくなります。
新しく購入する場合も、
「4人掛けのダイニングテーブル」
「2〜3人掛けのソファ」
という大まかなイメージだけでなく、候補となる家具のサイズを確認してみましょう。
家具を置いた状態で、
・椅子を引けるか
・人が後ろを通れるか
・収納を開けられるか
・窓やドアを使いやすいか
まで見ると、実際の暮らしをイメージしやすくなります。
山梨平屋の間取り図② ドアを「開けた状態」まで見る
間取り図では、ドアがどちらへ開くのかも確認できます。
ここで見ておきたいのは、閉じているときではなく開けたときにどうなるかです。
例えば、
・ドア同士が近い
・ドアを開けると収納が使いにくい
・家具を置きたい壁と干渉する
・人がよく通る場所へドアが開く
などがないかを確認します。
引き戸と開き戸でも、使い方や必要になる壁面などが変わります。
すべてを同じ種類のドアにする必要はありません。
その場所でどのように出入りするのか、周囲をどのように使うのかに合わせて考えていきましょう。
山梨平屋の間取り図③ 収納は「広さ」だけで判断しない
「収納をたくさんつくりたい」という希望は、平屋の家づくりでもよくあります。
間取り図を見るときは収納の数や広さだけでなく、何を・どこで使い・どこへ戻すのかまで考えてみましょう。
例えば、
・玄関で使うものは玄関周辺
・食品やキッチン用品はキッチン周辺
・タオルや日用品は使う水回りの近く
・掃除用品は掃除するときに取り出しやすい場所
など、使う場所と収納する場所の関係を見ることが大切です。
大きな収納を一か所設ける方法が合う家庭もあれば、小さな収納を必要な場所に分散させた方が使いやすい家庭もあります。
収納面積だけではなく、収納する物と生活動線をセットで確認するのがポイントです。
山梨平屋の間取り図④ 窓の外に何があるか想像する
間取り図を見るときは、室内だけでなく窓の外にも目を向けてみましょう。
例えばLDKに大きな窓があったとしても、その窓から見えるものは土地によって異なります。
・庭
・道路
・駐車場
・隣家
・周辺の景色
など、実際の敷地と照らし合わせながら考えます。
明るさを確保することはもちろん大切ですが、道路や隣地から室内がどのように見えるかなど、プライバシーも一緒に確認しておくとよいでしょう。
■ 山梨県で平屋を建てるなら敷地図と間取り図を一緒に見る
土地が決まっている場合は、建物だけが描かれた間取り図を見るのではなく、敷地の中に建物を配置した図面も確認してみましょう。
同じ間取りでも、
・道路がどこにあるか
・隣家がどこにあるか
・駐車場をどこにつくるか
・庭をどのように使うか
によって、窓からの見え方や玄関への入り方などは変わります。
特に平屋は1階だけで暮らしが完結するため、室内と庭、駐車場など屋外とのつながりも意識して見ることが大切です。
山梨平屋の間取り図⑤ 家の中を実際に歩いてみる
間取り図を見るときにぜひ試してほしいのが、指で図面の中を歩くことです。
例えば買い物から帰ってきた場面なら、
駐車場
↓
玄関
↓
キッチン
↓
冷蔵庫や食品収納
まで移動してみます。
洗濯なら、
洗濯機
↓
干す場所
↓
たたむ場所
↓
収納
という流れを追います。
トイレへ行く、ゴミを出す、お風呂へ入る、着替えるなど、日常生活のさまざまな場面で試してみましょう。
「家事動線が良い」という言葉だけで判断するのではなく、自分たちが実際にどう動くのかを見ることが大切です。
山梨平屋の間取り図⑥ 朝と夜の家族の動きを重ねる
一人で間取り図の中を歩くだけでなく、次は家族全員が同時に動いているところを想像します。
特に分かりやすいのが朝です。
例えば、
・家族が洗面を使う
・トイレを使う
・着替える
・朝食を準備する
・ダイニングで食事をする
・出勤や登校の準備をする
といった行動が短い時間に重なります。
夜なら、
・夕食をつくる
・お風呂へ入る
・洗濯をする
・LDKで過ごす
・寝室へ移動する
といった流れがあります。
一人ずつ使えば問題のない間取りでも、家族の行動が重なると使い方が変わる場合があります。
■ 「誰が・何時に・何をする?」まで考えてみる
間取りを見るときは、
「洗面がある」
「収納がある」
という設備の有無だけではなく、
「朝7時ごろは誰がここを使っている?」
「そのとき別の家族はどこを通る?」
というところまで想像すると、より具体的になります。
家族構成だけでなく、出勤時間や生活時間によっても使いやすい間取りは変わります。
一般的な「おすすめ間取り」をそのまま取り入れるのではなく、自分たちの生活時間に置き換えて考えてみましょう。
山梨平屋の間取り図⑦ 建物の外までつなげて考える
最後に確認したいのが、建物の外です。
間取り図だけを見ていると、玄関を出たところで生活が終わっているように見えます。
しかし実際には、
・車に乗る
・自転車を使う
・ゴミを出す
・庭へ出る
・宅配便を受け取る
・洗濯物を外に干す
など、室内と屋外を行き来します。
そのため平屋の間取りを確認するときは、
「玄関まで」ではなく「駐車場まで」
「掃き出し窓まで」ではなく「庭まで」
というように、生活の範囲を敷地全体まで広げて考えてみましょう。
建物の中では使いやすそうでも、駐車場やアプローチとの関係まで見ると、別の考え方が出てくる場合があります。
山梨平屋住宅の間取り図を具体的にチェックしてみよう
例えば、次のような平屋の間取りを考えてみます。
・玄関
・LDK
・キッチン
・洗面・脱衣室
・浴室
・主寝室
・個室2部屋
・各所の収納
必要な部屋はすべてそろっているとします。
ここから今回の7つのポイントを使って確認します。
1.家具
LDKにソファとダイニングテーブルを置いても、無理なく移動できそうか。
2.ドア
各部屋や収納の扉を開けたとき、家具や人の動きと重ならないか。
3.収納
玄関・キッチン・洗面など、それぞれ使う場所の近くに必要な収納があるか。
4.窓
LDKや寝室の窓から何が見えるか。道路や隣家との関係はどうか。
5.生活動線
帰宅・料理・洗濯・入浴など、普段の行動を図面上で追ってみる。
6.家族の動き
朝の身支度など、複数人が同時に動いたときも使いやすそうか。
7.屋外とのつながり
駐車場から玄関、LDKから庭など、建物の外まで含めて移動を考える。
こうして見ると、単に「3LDKだから大丈夫」「LDKが○帖あるから広い」と確認するだけでは分からなかった部分が見えてきます。
平屋の家づくりでは「図面で気になったこと」を遠慮なく伝えよう
間取り図を見ていて、
「なんとなくここが使いにくそう」
「理由は説明できないけれど、少し気になる」
と感じる部分が出てくることもあります。
そんなときに、自分で正解を出す必要はありません。
住宅会社との打ち合わせでは、
「朝は家族3人が同じ時間に支度します」
「この家具を新居でも使いたいです」
「買い物は週末にまとめてすることが多いです」
「庭で子どもを遊ばせたいです」
など、自分たちがどのように暮らしているかを伝えてみましょう。
設計する側にとっても、単に「洗面を広くしたい」「収納を増やしたい」と伝えられるより、その理由が分かった方が別の方法を提案しやすくなります。
山梨平屋づくり|間取り図を見るときの7つのチェックリスト
住宅会社から間取り図を受け取ったら、次の7つを確認してみましょう。
1.家具を置いた状態でも使いやすい?
2.ドアを開けた状態まで確認した?
3.収納は使う場所の近くにある?
4.窓の外には何が見える?
5.普段の生活を図面上で歩いてみた?
6.朝・夜の家族の動きを重ねてみた?
7.駐車場や庭など屋外までつなげて考えた?
すべてを一度に確認するのが難しければ、まずは自分が普段行っている行動をひとつ選び、間取り図の中で再現してみるだけでも構いません。
まとめ|山梨平屋住宅の間取り図は「部屋」ではなく「暮らし」を見る
間取り図を初めて見ると、どうしても部屋数や帖数、収納量などに目が向きます。
しかし、実際に家が完成すると、そこに家具が置かれ、ドアを開け閉めし、家族が毎日行き来することになります。
だからこそ間取り図を見るときは、
・家具
・ドア
・収納
・窓
・生活動線
・家族の動き
・屋外とのつながり
という視点から、自分たちの生活を重ねてみることが大切です。
そして、図面を見て分からないことがあっても問題ありません。
「ここって家具を置いたら狭くならない?」
「朝、家族がここに集まっても大丈夫?」
「この窓って外からどう見える?」
といった小さな疑問こそ、打ち合わせで確認しておきたいポイントです。
山梨平屋づくりでは、図面上できれいに収まっていることだけでなく、完成した家で家族がどのように暮らすのかを想像しながら間取りを考えていきましょう。
【山梨平屋専門店 匠平家】
間取り図を見ても、「これで本当に暮らしやすいのか分からない」と感じるのは珍しいことではありません。
家族構成が同じでも、生活時間や持ち物、家具、家事の仕方、休日の過ごし方によって、使いやすい間取りは変わります。
「希望はあるけれど、どう間取りにすればいい?」
「この間取りで家具を置いても大丈夫?」
「今考えているプランをもっと暮らしやすくしたい」
そんな疑問があれば、ぜひ一度ご相談ください。
山梨平屋専門店では、単に部屋数や広さを当てはめるのではなく、ご家族の暮らし方や土地の条件などを確認しながら、一緒に平屋の間取りを考えていきます。
山梨県初の平屋専門店として、低価格と高品質の両立を大切にしながら自由設計にも対応。施工実績は県内トップクラスで、一級建築士・一級施工管理技士・宅建士・FP・インテリアコーディネーターなどの専門スタッフが在籍しています。
甲府市・甲斐市・笛吹市・南アルプス市・韮崎市・昭和町・山梨市・中央市をはじめ、山梨県内全域に対応しています。
まだ具体的な間取りが決まっていない段階でも大丈夫です。
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