
家づくりを考え始めると、SNSや住宅サイト、施工事例などを見る機会も増えてきます。
「広いLDKがいい」
「パントリーが欲しい」
「こんなキッチンにしたい」
「外観はこの雰囲気が好き」
調べるほど希望が増えて、「結局、住宅会社には何を伝えればいいんだろう?」と迷う方もいるのではないでしょうか。
そんなときにおすすめなのが、家づくりの「希望リスト」を作ってみることです。
きれいな資料を作る必要はありません。
スマートフォンのメモでもノートでも構わないので、家族が新しい家に求めていることを書き出してみるだけでも、打ち合わせで希望を伝えやすくなります。
今回は山梨平屋住宅を検討している方に向けて、住宅会社との打ち合わせ前に整理しておきたい「希望リスト」の作り方をご紹介します。
山梨平屋づくりの相談前に、すべてを決める必要はない
まずお伝えしたいのは、住宅会社へ相談する前に間取りや設備をすべて決めておく必要はないということです。
「何坪にすればいいか分からない」
「何LDKが自分たちに合うのか分からない」
「土地もまだ決まっていない」
という段階でも、家づくりの相談はできます。
むしろ設計の専門知識が必要な部分まで自分たちだけで決めようとすると、難しく感じてしまうかもしれません。
打ち合わせ前に整理しておきたいのは「答え」ではなく、自分たちがどんな暮らしをしたいのかです。
例えば、
・家族がLDKで一緒に過ごしたい
・洗濯をできるだけまとめて済ませたい
・物を見せずに収納したい
・休日は庭で過ごしたい
・将来も夫婦2人で暮らしやすくしたい
といった内容でも十分です。
具体的な平屋の間取りは、こうした希望をもとに土地や予算などの条件と照らし合わせながら考えていきます。
山梨平屋住宅の「希望リスト」は5つに分けて考えよう
「家に欲しいものを全部書いてください」と言われても、なかなか思いつかないものです。
そこで、
1.間取り・広さ
2.収納
3.設備
4.デザイン・インテリア
5.外まわり
の5つに分けて考えてみましょう。
1. 平屋の間取り・広さについて
まずは、家全体の使い方について考えます。
例えば、
・LDKは家族がゆったり過ごせる空間にしたい
・寝室と子ども部屋が欲しい
・個室で仕事ができる場所が欲しい
・洗面と脱衣室を分けたい
・玄関から洗面へ移動しやすくしたい
・将来子ども部屋を別用途でも使いたい
などです。
この段階で「LDKは必ず20帖」のように具体的な数字まで決める必要はありません。
「大きなソファを置きたい」「4人で食事ができるダイニングが欲しい」といった実際の暮らし方から希望を伝える方法もあります。
その方が、設計する側も「なぜその広さが必要なのか」を理解しやすくなります。
2. 山梨平屋づくりで欲しい収納
収納は単純に「たくさん欲しい」と書くだけではなく、何を収納したいのかまで考えてみましょう。
例えば、
・靴やアウトドア用品
・コートやバッグ
・掃除機
・食品や日用品のストック
・衣類
・布団
・季節用品
などです。
さらに、
「帰宅したらコートをすぐ掛けたい」
「買ってきた食品をキッチンの近くに収納したい」
といった使い方まで書いておくと、収納の場所を考えるヒントになります。
平屋の家づくりでは、収納量だけではなく、使う場所と収納する場所の関係まで考えることがポイントです。
3. 平屋の新築で採用したい設備
キッチンや洗面、浴室などについても、気になるものを書き出してみましょう。
例えば、
・食洗機を使いたい
・IHにしたい
・室内干しができるようにしたい
・タッチレス水栓が気になる
・スマートキーを使いたい
・掃除しやすい設備を選びたい
などです。
この段階ではメーカーや品番まで決まっていなくても構いません。
「これは絶対に欲しい」という設備と、「予算に余裕があれば検討したい」という設備を分けておくと、その後の打ち合わせもしやすくなります。
4. デザイン・インテリアの希望
デザインは言葉だけで説明しようとすると、意外と難しいものです。
「ナチュラル」「モダン」「ホテルライク」といっても、人によってイメージする空間は異なります。
そこで役立つのが写真です。
SNSや施工事例などで、
「この床の色が好き」
「このキッチンと壁の組み合わせが好き」
「この外観の雰囲気が好き」
と思った写真を保存しておきましょう。
一枚の写真を丸ごと再現したいわけではなくても構いません。
写真のどの部分が好きなのかまで伝えると、好みを共有しやすくなります。
5. 山梨平屋住宅の外まわりについて
家の中だけではなく、敷地全体で実現したいこともリストに入れておきましょう。
例えば、
・車を○台停めたい
・来客用の駐車スペースも欲しい
・庭をつくりたい
・ウッドデッキを検討したい
・自転車を置く場所が欲しい
・外からの視線に配慮したい
などです。
特に駐車場や庭などは建物の配置とも関係します。
土地が決まっている場合は、建物だけでなく外まわりまで含めて希望を伝えておくと、敷地全体でプランを検討しやすくなります。
「欲しいもの」だけでなく、今の住まいで気になることも書こう
希望リストを作るときに、ぜひ書いてほしいのが現在の住まいで気になっていることです。
例えば、
・玄関に物が集まりやすい
・洗濯物を持って移動することが多い
・キッチンの収納が使いにくい
・コンセントが欲しい場所にない
・家族の物をしまう場所が決まっていない
・朝に洗面が混みやすい
など。
一見すると「新しい家で欲しいもの」とは違いますが、こうした情報には、その家族に合った平屋の間取りを考えるヒントがたくさんあります。
例えば「ファミリークローゼットが欲しい」という要望だけを聞くより、
「洗濯した服を各部屋まで運ぶのが大変なので、まとめて収納したい」
と理由まで分かれば、ファミリークローゼット以外の方法も含めて検討できます。
設備や間取りの名前ではなく、現在どんなことを変えたいのかを伝える。
これも、希望を伝える大切な方法です。
山梨平屋づくりの希望は3段階に分けてみよう
希望を書き出したら、それぞれに優先順位をつけてみましょう。
分け方はシンプルで構いません。
A|絶対に取り入れたい
「このために家を建てたい」と思えるような、自分たちにとって大切な条件です。
例えば、
・平屋にしたい
・駐車場は2台分必要
・寝室は1階にしたい
・室内干しができる場所が欲しい
などです。
B|できれば取り入れたい
希望ではあるものの、土地や予算などによっては別の方法も検討できるものです。
例えば、
・パントリーが欲しい
・勾配天井にしたい
・大きな窓を設けたい
・キッチンをグレードアップしたい
などが考えられます。
C|予算やスペースに余裕があれば
「あったらうれしい」という希望です。
例えば、
・タイルを取り入れたい
・造作カウンターが欲しい
・設備を追加したい
など。
もちろん、どの項目がA・B・Cになるかは家庭によってまったく異なります。
大切なのは、一般的な人気設備の順位ではなく、自分たちにとっての順位を決めることです。
家族それぞれで希望リストを作るのもおすすめ
夫婦や家族で家づくりをするとき、最初から全員でひとつのリストを作ろうとすると、意見がまとまらないこともあります。
そんなときは、一度それぞれで希望を書き出してみるのもおすすめです。
例えば、
夫:書斎・駐車場・外観
妻:キッチン・収納・洗面
のように、重視する場所が違うこともあります。
それぞれのリストを見比べると、
「これは2人とも絶対に欲しい」
「これは片方だけが重視している」
「ここはどちらもあまりこだわっていない」
と整理できます。
意見が違うこと自体は問題ではありません。
住宅会社との打ち合わせでも、「家族の中でまだ意見が分かれています」とそのまま伝えて大丈夫です。
設計上の選択肢や予算などを確認しながら、一緒に考えていくことができます。
山梨平屋住宅の希望リスト|書き方の具体例
例えば、夫婦2人で平屋を検討している場合なら、次のような形でまとめられます。
【絶対に取り入れたい】
・平屋
・車2台分の駐車スペース
・LDKと寝室
・室内干しができる場所
・玄関に靴以外も収納できるスペース
【できれば取り入れたい】
・対面キッチン
・パントリー
・勾配天井
・庭とLDKをつなげたい
・在宅ワーク用のスペース
【予算やスペースに余裕があれば】
・タイルを使った内装
・造作カウンター
・設備のグレードアップ
【今の住まいで気になっていること】
・食品ストックの置き場所がない
・洗濯物をしまうまでの移動が多い
・玄関に荷物が集まりやすい
・掃除用品をしまう場所に困っている
ここまで整理できていれば十分です。
具体的な平屋の間取りは、住宅会社と相談しながら考えていきましょう。
希望リストは「全部かなえるリスト」ではない
ここでひとつ覚えておきたいのが、希望リストに書いたものをすべて採用しなければならないわけではないということです。
土地の広さや形、建築条件、予算などによって、すべてをそのまま取り入れることが難しい場合もあります。
そんなときに役立つのが、先ほどの優先順位です。
例えば、
「大きなパントリーが欲しい」
という希望があっても、その目的が「食品をたくさん収納したい」ことであれば、別の収納方法で解決できる可能性があります。
「ランドリールームが欲しい」という希望も、「洗う・干す・しまうを楽にしたい」という目的が分かれば、専用の一室を設けない方法も検討できます。
希望そのものと、「なぜそれが欲しいのか」をセットで伝えること。
これによって、限られた面積や予算の中でも別の選択肢を考えやすくなります。
山梨平屋づくりの打ち合わせに持っていくもの
住宅会社へ相談するときは、次のようなものがあると希望を共有しやすくなります。
・今回作った希望リスト
・好きな施工事例やインテリアの写真
・所有している土地の資料(すでに土地がある場合)
・置きたい大型家具や家電のサイズ
・新居へ持っていく予定の家具
・現在の住まいで気になっていることのメモ
もちろん、すべて揃っていなくても問題ありません。
特に初回相談では、「まだ何も決まっていないから行けない」と考える必要はありません。
土地や予算、必要な広さなども含めて相談しながら整理していくことができます。
まとめ|山梨平屋づくりは「どんな暮らしがしたい?」から始めよう
住宅会社との打ち合わせ前に、完璧な間取りを考えておく必要はありません。
まずは、
・どんな暮らしがしたいか
・どんな空間が欲しいか
・どんなデザインが好きか
・今の暮らしで何が気になっているか
・絶対に取り入れたいものは何か
を書き出してみましょう。
そのうえで、
「絶対に取り入れたい」
「できれば取り入れたい」
「予算やスペースに余裕があれば」
と優先順位をつけておくと、自分たちが家づくりで大切にしたいことも見えやすくなります。
山梨平屋住宅の間取りや設備に唯一の正解があるわけではありません。
同じ20坪の平屋でも、夫婦2人で暮らす家と子育てをする家では、必要な空間も優先したいことも変わります。
希望がまだ漠然としていても大丈夫です。
「こんな暮らしができたらいいな」というところから、自分たちの平屋の家づくりを始めてみてください。
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希望リストが完成していなくても大丈夫です。「これは絶対に欲しい」「こんな施工事例が好き」「自分たちには何坪くらい必要?」など、今考えていることをぜひお聞かせください。
土地・予算・家族構成なども一緒に整理しながら、自分たちに合った山梨平屋づくりを考えていきましょう。
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